2010年7月11日日曜日

『高杉さん家のおべんとう 2』(柳原望) このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

31歳にして、ようやく助教への就職が決まった温巳ですが、久留里との共同生活は一進一退。久留里にも友達ができますが、なかなか手強い子供たちで、公私にわたって温巳に気の休まる暇もない第2巻です。



お弁当ネタは相変わらずいいんですが、ちょっと恋愛要素が強くなってきました。三角関係を通り越してペンタグラムくらいになってます。ちょっと苦手な展開かも。まぁ、流石にお弁当ネタだけで話しを引っ張るのは難しいのでしょうが。

全然、危機感のない小坂さんと幼いライバル心をもつ久留里の関係は前巻に続いて良い感じですが、丸宮兄弟はもう少し格好良い立ち位置してほしかったかもです。そういう役目とはいえ、まるっきり敵役だけのキャラになっちゃってますからね。

全体的な雰囲気は相変わらずほんわか基調なので、その線で推し進めてもらえると嬉しいですね。正体の明かされていない久留里のお父さんネタとか、まだまだ伏線が残っているようなので今後の展開が楽しみです。

評価:★★★☆☆

関連レビュー:
『高杉さん家のおべんとう 1』(柳原 望)

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