「本能寺の変」三部作のラストですが、私の読み方が甘いせいかそれほど集大成という感じはしませんでした。ただ、話のまとまりはこれまでで一番良かったように思います。上巻のレビューはこちら。
タイトルに「恋」と入っていますが、「綸(りん)」との仲が特にクローズアップされているということはありません。光秀を含む「明智」一族、あるいは「朝廷」への思いも含めた「恋」なのかなと深読みしてみたり。
本能寺の変についての描写は変に熱くなっていないのがよかったです。公家に踊らされ、綸旨なしの挙兵にいたった光秀の良い人ぶりが淡々と語られています。
明智左馬助といえば「湖水渡り」で有名だそうです。馬で琵琶湖を越えたという伝説がクライマックスで沸騰、となると凄いのですが、ここでもちょっとオチがつくような感じ。こういうクールな書き方は結構好みです。
本シリーズは「織田」、「羽柴」、「明智」それぞれの視点から「本能寺の変」が叙述されているわけですが、実は新の黒幕ともいえる「第四の勢力」が存在します。既刊を読めば正体は大体想像がつくと思いますが、そのネタで4冊目が出たらかなり面白そうな気がします。
結局、シリーズ三部作はまとめて一つの「大長編」というよりは三本の「長編」という印象です。そのあたり若干物足りなく感じないわけではありませんが、3作目が一番気に入った作品だったのは後味が良くて大変結構だったと思います。
評価:★★★☆☆
関連レビュー:
信長の棺〈上〉(加藤 廣)
信長の棺〈下〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈上〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈中〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈下〉(加藤 廣)
明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)(本書)
2010年11月16日火曜日
2010年11月12日金曜日
明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
「本能寺の変」三部作のラストを飾る作品。前二作の描写からは左馬助がとてもミステリアスな存在にみえていましたが、今のところそれほどでもありません。歴史オンチの私には多少きついところもありますが、せめて「信長の忍び」を読んでいたのはよかったです(笑)
左馬助は明智光秀の娘婿にして腹心、後継者としても指名されていたという設定になっています。Wikipediaによると実在性は微妙なようですが、それだけに主役に据えやすいということはあったかと思います。
あたかも史実に基づくかのようにさり気無く大法螺が語られているので(褒めてます)、嘘を嘘と見抜けない人はご注意いただいたほうが良いかと思います。その点、歴史に詳しい方のほうが安心して楽しめるでしょう。
コミック「信長の忍び」の登場人物が結構出てくるので、前もって目を通しておけば、いい予習になるかと思います。とりわけ細川藤孝のイメージギャップは読んでいて楽しいです。
タイトルの「恋」については確かにそういう話も出てきますが、上巻時点ではまだぴんと来るほどのものでもありません。前作「秀吉の枷」では暗躍するミステリアスな男の印象でしたが、これからそのような体験をすることになるのでしょうか。
ほんとに全ての謎がこれから明らかになるのか、ちょっと微妙な気もしていますが、単純に光秀サイドを語る読み物として面白いので、きっと問題ないでしょう。
下巻に続きます。
関連レビュー:
信長の棺〈上〉(加藤 廣)
信長の棺〈下〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈上〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈中〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈下〉(加藤 廣)
明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)(本書)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
左馬助は明智光秀の娘婿にして腹心、後継者としても指名されていたという設定になっています。Wikipediaによると実在性は微妙なようですが、それだけに主役に据えやすいということはあったかと思います。
あたかも史実に基づくかのようにさり気無く大法螺が語られているので(褒めてます)、嘘を嘘と見抜けない人はご注意いただいたほうが良いかと思います。その点、歴史に詳しい方のほうが安心して楽しめるでしょう。
コミック「信長の忍び」の登場人物が結構出てくるので、前もって目を通しておけば、いい予習になるかと思います。とりわけ細川藤孝のイメージギャップは読んでいて楽しいです。
タイトルの「恋」については確かにそういう話も出てきますが、上巻時点ではまだぴんと来るほどのものでもありません。前作「秀吉の枷」では暗躍するミステリアスな男の印象でしたが、これからそのような体験をすることになるのでしょうか。
ほんとに全ての謎がこれから明らかになるのか、ちょっと微妙な気もしていますが、単純に光秀サイドを語る読み物として面白いので、きっと問題ないでしょう。
下巻に続きます。
関連レビュー:
信長の棺〈上〉(加藤 廣)
信長の棺〈下〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈上〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈中〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈下〉(加藤 廣)
明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)(本書)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
2010年10月6日水曜日
秀吉の枷〈下〉(加藤 廣)
中巻の続き。天下を取ったのは秀吉でも、血統争いでは淀の方にやられて敗北ということになるでしょうか。ミステリとしてみると構成の甘さを感じますが、純粋な歴史物として面白かったです。
秀吉の枷というタイトルからも、本能寺の変への関与が落とす影を主題としたかったであろう筆者の意図は分かります。ラストのあたりで前野将右衛門らの口を借りた真相が明らかにされるあたり、その試みは成功しているといってよいと思います。
ただ、本筋の歴史ものとしての面白さが、本来の意図をぼやけさせてしまった感は無くもありません。淀の方懐妊にまつわる疑惑、家康との駆け引き、朝鮮出兵、秀次失墜の真相など、興味深い話がてんこ盛りです。
もちろん、各エピソードのそれぞれに「枷」が絡んできてはいるのですが、それはあくまで諸原因の一つというように感じられました。文庫にして3冊と、3部作の中で一番の大著ではありますが、シリーズ全体の位置づけで見ると本作は外史に過ぎないのかもしれません。
俄然、続編「明智左馬助の恋」が楽しみになってきました。本作でもところどころに未回収の伏線が散りばめられているため、ミステリ成分の期待もより大きくなろうというものです。
評価:★★★☆☆
関連レビュー:
信長の棺〈上〉(加藤 廣)
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秀吉の枷〈上〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈中〉(加藤 廣)
秀吉の枷〈下〉(加藤 廣)(本書)
明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
秀吉の枷というタイトルからも、本能寺の変への関与が落とす影を主題としたかったであろう筆者の意図は分かります。ラストのあたりで前野将右衛門らの口を借りた真相が明らかにされるあたり、その試みは成功しているといってよいと思います。
ただ、本筋の歴史ものとしての面白さが、本来の意図をぼやけさせてしまった感は無くもありません。淀の方懐妊にまつわる疑惑、家康との駆け引き、朝鮮出兵、秀次失墜の真相など、興味深い話がてんこ盛りです。
もちろん、各エピソードのそれぞれに「枷」が絡んできてはいるのですが、それはあくまで諸原因の一つというように感じられました。文庫にして3冊と、3部作の中で一番の大著ではありますが、シリーズ全体の位置づけで見ると本作は外史に過ぎないのかもしれません。
俄然、続編「明智左馬助の恋」が楽しみになってきました。本作でもところどころに未回収の伏線が散りばめられているため、ミステリ成分の期待もより大きくなろうというものです。
評価:★★★☆☆
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明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
2010年10月5日火曜日
秀吉の枷〈中〉(加藤 廣)
上巻の続きです。信長の死後、秀吉による天下取りの軌跡が描かれています。最も華々しいところのエピソードなので読んでて楽しいですが、本能寺の変の影響がそれほどでもなかったのは若干肩透かしかもしれません。
信長の死を予見した秀吉の「中国大返し」。歴史的事件の背景をシリーズ独自の設定から解釈しているのが本書の見所となります。もっとも、信長の遺児たちをあしらい柴田勝家ら旧臣たちを実力で打ち倒す様子は、その設定が無くても普通に面白いです。
本書のタイトルどおり、本能寺の変への関与は最大の敵である家康に知られるところとなり、大幅な譲歩をせざるをえないウィークポイントとなってしまいます。ただ、それは歴史上の不可解な現象を説明するためのおまけに過ぎない印象も。やはり、真相も含め全てが明らかになるのは続編にお預けかもしれません。
本書では天下取りなった後の後継者問題、すなわち子作りにまつわる側室たちの話も大きく取り上げられています。その話題の性質から、ちょっぴりエロイ展開ありです。次々と側室を変えて、お楽しみというより必死の試み。淀の方はまだあまり登場がありません。
本書でも太田牛一は出てきませんでしたね。これはずっと出てこないことになりそうで、ちょっと残念です。なんとなく、後は普通の太閤記になりそうですかね。栄華を極めるのに比例して荒んでいく一方となりそうなので、下巻は鬱な展開メインとなってしまうのでしょうか。
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信長の死を予見した秀吉の「中国大返し」。歴史的事件の背景をシリーズ独自の設定から解釈しているのが本書の見所となります。もっとも、信長の遺児たちをあしらい柴田勝家ら旧臣たちを実力で打ち倒す様子は、その設定が無くても普通に面白いです。
本書のタイトルどおり、本能寺の変への関与は最大の敵である家康に知られるところとなり、大幅な譲歩をせざるをえないウィークポイントとなってしまいます。ただ、それは歴史上の不可解な現象を説明するためのおまけに過ぎない印象も。やはり、真相も含め全てが明らかになるのは続編にお預けかもしれません。
本書では天下取りなった後の後継者問題、すなわち子作りにまつわる側室たちの話も大きく取り上げられています。その話題の性質から、ちょっぴりエロイ展開ありです。次々と側室を変えて、お楽しみというより必死の試み。淀の方はまだあまり登場がありません。
本書でも太田牛一は出てきませんでしたね。これはずっと出てこないことになりそうで、ちょっと残念です。なんとなく、後は普通の太閤記になりそうですかね。栄華を極めるのに比例して荒んでいく一方となりそうなので、下巻は鬱な展開メインとなってしまうのでしょうか。
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明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
2010年10月4日月曜日
秀吉の枷〈上〉(加藤 廣)
「本能寺の変」三部作の2作目。信長の死の真相を追うというちょっと地味目だった前作と比べて、主役が秀吉ということでいかにも歴史小説らしい華々しい展開をみせてくれます。ただし、前作から引き継ぐ独自の設定は健在。新鮮な視点を提供してくれます。
秀吉に関わる小説は世にたくさんあるかと思いますが、「山の民」の設定と本能寺の変への関与が、本作品のオリジナリティを支える肝となっています。これは前作とも深く関わってくる設定なので、「信長の棺」のほうを先に読んだほうがスムーズに話に乗れると思います。
「山の民」とは先祖を藤原氏とする隠匿の民のことで、筆者独自の設定です。空想といってしまえばそれまでですが、本シリーズではこの設定が色々な歴史的事象を解明するキーとなっています。歴史に詳しい人ほどニヤリとできるのではないかと思います。
また、本能寺の変の真相について、前作でもちらりと触れられていた秀吉の関与がいかなるものであったのかが本書で明かされています。ただし、特に「明智左馬助」の動きに絡んで、思わせぶりな謎がまだちらほら残っています。このあたりは続編のほうで明らかにされるかと思いますが、あおり方が実に上手です。
信長の死の真相が本シリーズを通じた一つの軸になっているかと思いますが、普通に秀吉の戦記物としてもなかなか面白いです。竹中半兵衛、黒田官兵衛、羽柴秀長、蜂須賀小六、前野小右衛門ら側近達の活躍が鮮やかに描かれています。
本巻ラストで起こった本能寺の変への秀吉の関与。これが後の展開にどう影響してくるか楽しみです。それにしても、前作で秀吉が太田牛一に訳知りっぽく対する場面がありましたが、今のところ全く出てきませんね。次巻以降の楽しみということになるでしょうか。
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秀吉に関わる小説は世にたくさんあるかと思いますが、「山の民」の設定と本能寺の変への関与が、本作品のオリジナリティを支える肝となっています。これは前作とも深く関わってくる設定なので、「信長の棺」のほうを先に読んだほうがスムーズに話に乗れると思います。
「山の民」とは先祖を藤原氏とする隠匿の民のことで、筆者独自の設定です。空想といってしまえばそれまでですが、本シリーズではこの設定が色々な歴史的事象を解明するキーとなっています。歴史に詳しい人ほどニヤリとできるのではないかと思います。
また、本能寺の変の真相について、前作でもちらりと触れられていた秀吉の関与がいかなるものであったのかが本書で明かされています。ただし、特に「明智左馬助」の動きに絡んで、思わせぶりな謎がまだちらほら残っています。このあたりは続編のほうで明らかにされるかと思いますが、あおり方が実に上手です。
信長の死の真相が本シリーズを通じた一つの軸になっているかと思いますが、普通に秀吉の戦記物としてもなかなか面白いです。竹中半兵衛、黒田官兵衛、羽柴秀長、蜂須賀小六、前野小右衛門ら側近達の活躍が鮮やかに描かれています。
本巻ラストで起こった本能寺の変への秀吉の関与。これが後の展開にどう影響してくるか楽しみです。それにしても、前作で秀吉が太田牛一に訳知りっぽく対する場面がありましたが、今のところ全く出てきませんね。次巻以降の楽しみということになるでしょうか。
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明智左馬助の恋〈上〉(加藤廣)
明智左馬助の恋〈下〉(加藤廣)
2010年8月17日火曜日
信長の棺〈下〉(加藤 廣)
上巻での重要な伏線は一応解決を見せているようですが、もしかしかすると続編を読まずに本書の評価をするのは難しいのかもしれません。歴史解釈はやや空想的な感じを受けましたが、入念な調査に基づく時代背景の丹念な描写がすばらしい作品だと思いました。
本能寺の変における信長遺体消失の謎に真っ向から取り組んだ本書ですが、史実に忠実に推理を進めているためか、エンターテインメントとしてはそれほど面白みは感じられなかった気もします。戦国時代に詳しい方なら、もっと楽しめるのかもしれません。
丹波者が急に出てくる流れが若干唐突というか、ちょっぴり胡散臭い感じがしました。別に怪しげな忍術を使う集団というわけでもないのですが、その設定からしてどこまで本気で捕らえてよいのか分からない存在です。
やはり私の歴史疎さが障害となっているのかもしれません。どこまでが本当か見抜けないので、全体的な印象もフィクションとノンフィクションの狭間で曖昧に感じられてしまいました。
単純に読み物としてみたとき、主人公の太田牛一なかなか好感の持てる人物です。著述家でありながら青瓢箪な学者ではなく、若いころは弓の腕で鳴らした巨漢。それでいて清廉潔白な人物であるところにミスマッチの妙を感じさせます。女人に弱いのも人間的で良いですね。
本書だけみると、読み物としてはどうかなと思う部分もあるのですが、続編に連なる伏線がところどころに残されているようで、俄然気になるところです。
評価:★★☆☆☆
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丹波者が急に出てくる流れが若干唐突というか、ちょっぴり胡散臭い感じがしました。別に怪しげな忍術を使う集団というわけでもないのですが、その設定からしてどこまで本気で捕らえてよいのか分からない存在です。
やはり私の歴史疎さが障害となっているのかもしれません。どこまでが本当か見抜けないので、全体的な印象もフィクションとノンフィクションの狭間で曖昧に感じられてしまいました。
単純に読み物としてみたとき、主人公の太田牛一なかなか好感の持てる人物です。著述家でありながら青瓢箪な学者ではなく、若いころは弓の腕で鳴らした巨漢。それでいて清廉潔白な人物であるところにミスマッチの妙を感じさせます。女人に弱いのも人間的で良いですね。
本書だけみると、読み物としてはどうかなと思う部分もあるのですが、続編に連なる伏線がところどころに残されているようで、俄然気になるところです。
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2010年8月16日月曜日
信長の棺〈上〉(加藤 廣)
「本能寺の変」の謎を、信長の元側近で「信長公記」の著者「太田牛一」の視点から追う歴史ミステリです。2章あたりは少々退屈でしたが、3章からヒロインらしき女人も登場して面白くなってきました。70歳の爺さんが主人公なのにお色気シーンがあります(笑)
私は知らなかったのですが、「信長公記」という書は信長研究には欠かせない本だそうですね。そういう主人公の性質からも、戦や腕っぷしにものをいわせる戦国ものではなく、あくまで隠居老人による謎の探索がメインとなっています。もっとも、牛一自身はその名の通り牛のような大男だったそうですが。
謎がいくつか出てきます。本能寺の変のこと、信長から命がありしだい運ぶよう言われていた5つの箱のこと、太閤秀吉の不可解な関与など。上巻だけだと、話しの本筋がどちらにあるのかまだ見えてきません。
筆者は証券業界やベンチャー育成など経済人としてのキャリアが長い方だそうで、これまでの著作はビジネス書がメインだったそうです。そのキャリアからして、現代視点からみた当時の経済事情などが話の中心になるかと思っていたのですが、いまのところはそうでもありません。ただ、当時の風俗や風習についてはかなり念入りに書き込まれていて興味深いです。
「信長公記」を書き終え、秀吉に納品しようというところで上巻は終了です。これがクライマックスなのかどうか、いまいち良く分からないのですね。どういう風に話しが転ぶのか楽しみにしつつ次巻へ。
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