2010年11月28日日曜日

ブログ開始半年のアクセスランキングトップ10(その2) このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

前回の続きです。まずは、10位から4位までのランキングのおさらいです。

10位
天地明察(冲方丁)
9位
からくりがたり(西澤保彦)
8位
天冥の標 3 アウレーリア一統(小川一水)
7位
わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡1、2、3(塩野七生)
6位
利益相反(コンフリクト)(牛島信)
5位
最後の証人(柚月裕子)
4位
ストーリー・セラー(有川浩)

そしていよいよ第3位!



第3位 ヴィーナスの命題(真木武志) ★★★★★



前回も書いたとおり、うちのような弱小ブログではいかにニッチな検索キーワードに引っかかるかがアクセス数を増やすポイントとなります。本書は古い作品の文庫化のため、詳しい人ははるか昔に既読で、レビュー自体が上がりにくかったのではないかと想像しています。

本書は★5ですが、あまりメジャーでない作品ほど評価を高くつけたがる傾向が私にはあるように思います。本ブログでも、画面右側「★5」のラベルはたくさんクリックしていただいています。せっかくご覧いただく方々に、ありきたりでないものをお見せしたいと思ってしまうのは人情というものです。

完成度やインパクトより、私自身の好みのほうが評価には大きく反映されています。本書も癖があって万人向けではないかと思いましたが、個人的には大好きだと感じた作品です。本年中に続巻発売予定のはずだと聞いていましたが、どうなったのでしょうか・・・



次は第2位!ですが・・・うーん、あとの二つは実はあまり面白みがないかもしれません。



第2位 日本経済の真実―ある日、この国は破産します(辛坊治郎、辛坊正記) ★★★★★



ズームインなどで宣伝でもあったのでしょうかね。ニッチというよりはメジャーな作品かと思いましたが、当ブログにもなぜか結構アクセスが流れてきてくれました。

ブログ開始後何日もたたないうちのレビューで、★が5つ付いてますがこれは若気の至り。今ならこの手の新書に最高評価はつけにくいです。個人的には内容に賛同できたとしても、専門家でもない私が公正な判断はできないですからね。今読み返しても賢しげなことかいててこっぱずかしいです・・・(^^;

ちょっと話はそれますが、本書タイトルにも入っている「―(ハイフン)」。この字についてはJavaプログラムの文字コードがらみで苦労した経験があるので、できれば使いたくない文字だったりします。タイトル自身はアマゾンのものをコピーしてきていますが、気がついたときには手で半角の「-」に書き直すこともあります。



そして栄えある第1位は・・・じゃじゃじゃん(口で効果音)



第1位 電子書籍の衝撃(佐々木俊尚) ★★★★☆

話題作が第1位ということで、ランキング的にはなんとなく格好がついた感じですが、本書が1位となった原因は明らかで、佐々木氏自身のtweetに取り上げられたおかげです。

ブログ開始直後からいきなりアクセスがあがったものの、わけがわかからずびびった記憶があります。原因がわかったのはしばらくたってからのこと。Twitterもこのブログと同時に始めたばかりだったので、あまりツールの使い方などもわかっていない頃でした。もちろんピークはすぐにおさまりました(^^;

文芸作品の紹介が多い本ブログにおいて、1位と2位が新書というのはなんだかバランスが悪い感じですが、世間の評価が高く、かつ私にとっても得るものの多かった作品ということで、結果的には良いランキングになったのかなという気もします。



このブログは真剣にアクセスアップを狙うというよりも、読書ブロガーの気持ちを知ることを目的として始めてみたものです。考えていたのはブロガーにやさしい読書サイトの企画なのですが、色々調べてみたら読書系・ブログ系のサービスは既にかなり充実しているので、ここでオリジナリティを出すのはかなり難しそうだなというのが今のところの結論です。

一応、何がしかのアウトプットは形にできればと思っていますが、早々に目処をつけて次の展開に移りたいところです。ただ、読書ブログ自体は書いていて楽しいので、企画終了後も細々と続けていければよいなと思っています。それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

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