とにかく主人公ルシウスの生真面目さがおかしいです。日本の銭湯文化に栄えあるローマ帝国民としてのプライドを打ち砕かれる様が実にかわいらしい。ローマ人の風俗的に、すぐ裸でうろうろしようとして周りをあわてさせるのもいとおかしです。
脇キャラもいい味出してますね。親友の彫刻家マルクス、お調子ものっぷりが話しを転がす上でいい感じです。ハドリアヌス皇帝、威厳があって言動も立派なのに、ところどころでホモっぽい。ルシウスを狙ってるんですかね?今回は登場しないままに離縁状突きつけた奥さんのリウィア、次巻では登場してくれるのでしょうか。
とても面白かったけど、今回だけで銭湯、露天風呂、狭い自宅風呂、展示場、湯治場とでてきましたが、これ以上ネタが続くんですかね?あとはサウナくらいしか思い浮かびませんが。そのあたりも期待したいです。
評価:★★★★☆
関連レビュー:
テルマエ・ロマエ2(ヤマザキマリ)
0 件のコメント:
コメントを投稿