前回は空気だった親友達が本格的に参戦。ラストのバトルはちょっとあっけなかった気もしますが、本巻全体がクライマックスへのネタ仕込と言う位置づけになるのでしょう。最終巻が俄然楽しみになってきました。1巻のレビューはこちらです。
晴久の親友「七海那美(ななみなみ)」と「赤間大地(あかまだいち)」が本格参戦です。しかし、タトゥーに絡んでくるとは思っていましたが、那美のこういう絡み方はちょっと予想外です。尻軽すぎませんかね(^^;
同居して色気を振りまいている「亘理翔子(わたりしょうこ)」さんとどちらがヒロインになるのかと思っていましたが、二人してそんな気配を微塵も見せないどころか、むしろフラグをばきばき叩き潰している印象が・・・
ヤンキーな切れ者という晴久のキャラは、ますます良い感じになってきました。顔と言葉以外のすべてがいいやつという、男性読者にとって非常に好感を持ちやすい設定。料理上手なところもポイント高しです。
ただ、前巻と比べるとバトルそのものは少々薄めな印象だったでしょうか。主人公がチートすぎるんじゃないかと思っていたら、筆者さんがあとがきで言い訳していました。なるほどー。
意味ありげに登場しながらまだ能力も明らかになっていない「戸浪文吾(となみぶんご)」の存在など、最終巻へ向けての仕込みは万全といったところでしょうか。楽しみです。
評価:★★★☆☆
関連レビュー:
蓮華君の不幸な夏休み〈1〉(海原育人)
2011年4月27日水曜日
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